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CNCコントローラ基板

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twintecのCNCコントローラ基板、「Controller 6 assi Colibri」と、専用コントローラを入手しました。イタリア製ですよー。当然マニュアルPDFも何もかもイタリア語なので、Google翻訳先生がいなければ絶対に手を出すことはなかったでしょうね。

パソコン用のCNCコントローラといえば、日本では圧倒的にMach3、次いでEMC2ですかね。Mach3はややライセンスが高いですが、ソフトウェア的にモーター駆動に必要なパルスを発生させるので、環境が許せば追加のハードが必要ないのが良いところです。(#モータードライバや電源は必要です)

ただ、基本的にパラレルポート付きのデスクトップPCを用意しなければならないですし、もともとリアルタイム動作に向かないWindows環境下で、長時間安定的に連続稼働させるとなると、余分な常駐物などを排した専用環境とするのがベターです。そうなると、邪魔な電気食いのデスクトップ機とモニターを、これだけのために抱えておかなければならないわけで…。

今回購入したUSB接続のCNCコントローラ基板は、パルスの発生を基板側で行うため、PCの能力はさほど必要ではありませんし、ノートPCでの動作も可能になります。ノートPCなら、Core2世代のモバイルノートの中古を安く入手して、専用にあてがってもそう負担はありません。

同種のコントローラ基板には、日本でも有名なものとしてUSBCNCと言うものがあり、オリジナルマインドさんの機械でも標準的に採用されています。私も「CPU5A4 Economy 4 axes」を購入して、ここ一年ほど使用していてなかなか気に入っているのですが、代理店とサポート面で一悶着有り、まったく別の会社の製品も試したくなった次第で。

ところが、USB接続のCNCコントローラ基板はそれほど種類が出ているわけではなく、前述のUSBCNC以外というと、CNC USB(ややソフトの完成度が低い?)、仏TECHLF(高い・メーカー死にかけ?)くらいしかない…と思います。他に、シリアル接続のものでDeskCNC、PCI 基板ではNC Studio(中華)がありますがちょっと…。

また、Mach3にプラグインを組み込むことで利用できるCNCコントロール基板としては、SmoothStepper謎の中華基板も有るようです。こちらも中々良さそうですが、Machのライセンス費用も考えるとそれほど割安でもないですし、既にMachのライセンスを持っていて慣れている場合以外はどうでしょうか。

そんな感じで選択肢が有るようで、実はそれほど無いという現状なので、新しく見つけたイタリア基板を人柱購入してみた、と。ただ、実際に試すにしても色々と買い足さないとですし、時間もたっぷり必要なので、まずはWF後までお預けの予定。

CNCフライスを丸ごと新規に購入する場合で、Modela以外を選ぶのであれば、オリジナルマインドの新しいKitMillシリーズ(USBCNC採用)が良いとは思うのですが。4軸切削も試したいとか、MPG(ハンドパルサー)を繋いで作業性を上げたい場合などには、簡略化されすぎていてどうにもならないんですよねえ…。一応要望は伝えているので、将来的には上位機種としてリリースされるかも知れませんが。

comment (0) | trackback (0) | 投稿者:やまもと
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