JUN-AIR 3-1.5
JUN-AIRのオイル式コンプレッサーはとても静かで、今までは「レトラ5/17(現在はWAVEコンプレッサー517)」という名前で売られていた、「JUN-AIR 3IMP-0.5」をずっと気に入って使っていました。ただ、タンクがとても小さいために圧力スイッチがなく、基本回りっぱなしのため、塗装の際にいちいちON-OFFを手動で行わなければならないのが面倒でした。面倒なだけでなく、止め忘れて過熱するのが真剣に怖いんですよね。静かすぎて全然気付かないという。
今回入手した「3-1.5」は、タンク容量は1.5リットルと大したことありませんが、圧力スイッチがあるので、塗装を止めてタンクに空気が溜まれば自動でスイッチが切れます。便利ですね。
もちろん、手持ちの3IMP-0.5に外部エアータンクと圧力スイッチを取り付ければ同等以上の構成に(たぶん)できるのですが、置き場も必要になるので、今回は安易な方法を選びました。
ちなみに、「3-1.5」と言う機種は随分前にカタログ落ちしたようで、手持ちの2004年のカタログには既に記載がありません。同じモーターを載せた「3-4」という機種でもそうサイズが大きくなるわけではないし、実用性を取ってラインナップを整理したのかも知れません。
でも「JUN-AIR 3-4」はたっかいんですよねえ…。WAVE 517との差額が10万以上有りますが、これはタンクがやスイッチが高いからではなくて、単純に販路の違いだろうと思います。WAVE 517ではなく、3IMP-0.5を買うとなると相当に高いだろうと思います。3-4も、以前は「レトラ8/17」として模型店ルートで販売されていて、相当安かったらしいと聞きますし。当時買った人はいい買い物しましたね。
それで今回のオク入手の「3-1.5」の不具合ですが、純正に替えて取り付けられていた、SMCのレギュレータが盛大にエア漏れしていたのでした。出品段階から非純正なのは気付いていたのですが、むしろお得くらいに思っていたのですが。どうやら長いことエア漏れ状態で酷使したらしく、レギュレータを中心にオイルまみれで、クリーニングからして大変でした。
レギュレータは、折角なのでオイルミストフィルター付きのものをチョイス。SMCのレギュレータですが、このあたりからカタログをダウンロードして仕様から型番を調べて、MonotaRoの該当ページから「AC20D-02E-C」をいうものを購入しました。
あ、今回は、オク購入品に付いていた継手を流用する都合上、1/4インチネジ仕様で組み上げて、最後に1/8インチ(Sネジ)に変換しています。模型用に普通に選ぶなら、IN-OUTとも1/8インチのものが良いかも知れません。最近はレギュレータはコンプレッサーにもともと付いているものですし、模型用にも流通しているので、わざわざ型番選んで買う必要はないかも知れませんが。
しかし、オイルミストフィルター効果ありますね。レトラのエアーが油臭いのが昔から気になっていましたが、あまり臭わなくなりました。特殊なものなのでなかなか手に入らないと思い込んでいましたが、いつのまにか簡単に手に入るようになっていたとは…。
結果としては少々お高い買い物になりましたが、新品APC-007Bなどよりは随分お安かったのでまあ良し(^^; 仕様では負けますし、酷使中古がこれから先どれだけ使えるかは謎ですが。
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