2001/08/02 Thu | Diary
進行?
〇えー、一応新作レナちゃんと再版品の複製が終わったので、ビニール詰めして送り出しました?。箱詰めは現場で突貫作業予定。最後まで死にそう。
今回こそはマニュアルに完成品写真を入れるべく、完成品を一通り写真撮影&レタッチしてDTP作業に備えつつ版権提出用写真を印刷。その脇で終わった奴から箱詰めしたりしてなんかもう目が回りそうでした。今も回ってますけど。。。
〇で、さすがに先週の時点での諦めました宣言はちょっと諦め良すぎる気がしたので、恋だけですが原形の仕上げと型作成まで済ませました。複製で問題になる部分を改修したりした関係で疲れました。ぼろぼろ。
型に関しては、今回は設計に時間かけたのでしっかり抜けてます。。。。まあ、改修したとは言っても強度的にギリギリなのは大差ないのでちょっと恐いですが(苦笑) スカートとか腰紐とかペラペラしてます。うはー。ゲートも細めにしたのにしっかり抜けてるのは冷やしスーパーキャスト(ベージュ)の威力でしょうねぇ。ちょっと硬くて加工が大変だったり、色がイヤだったりしますが、個人的には気に入りました。
テストショットは、一応写真撮って「Information」に上げておいたので、ご参照ください。またしても適当な写真ですんません。ホワイトバランス設定間違って色が変。
〇複製作業の遅れで完成品の作業がちっとも進んでないので、量産は塗装の片手間で抜けるだけ、って感じでしょうか。(一応でもなんでも完成品作って写真撮らないと売れないですから)
どのみち型の歪みが命取りになるパーツが多いし、脱型に時間をかけなきゃいかんので大した数は抜けないとは思います。
〇いきなりシリコン話。
先日物資揃えに梅田ホビット?ロムと回ってきてシリコンチェックしてみたんですが、ワッカーM8012は模型店でも扱いが有るんですね。¥2,600/kg程度。他にはシロプレン、WAVE HG、信越KE-12,17あたりが入手しやすい様子でした。ここらへんの定番ってあんまり代わってないんですね。
で、今回の複製作業では結局M8017、KE-17、KOS-530MKIIの3種を試す羽目になったんですが、単純形状で数を抜くならKE-17がダントツに良く、それほど数が要らないならM8017が型作成が楽、引裂き強度重視ならKOS-530MKIIが良い、みたいな感じでした。
KE-17がもう少し欠けなければ文句ないところなんですが、脱型でひっかかる部分があると少しずつ欠けていくのでフィギュア用途には厳しいようです。硬いし硬化収縮も少ないのでバリも型ズレも押さえられてすばらしいんですけどねー。惜しい。あとエッジ部分でモロっと欠けるのは結構嫌です。ここらへんはKE-12でもそれほど変わらないらしく悩ましいですね。。。
M8017は型番からしてKE-17を意識してるそうで、硬化後はKE-17に似ていますが、収縮と耐溶剤性はKE-17よりも大分落ちるようです。ただ、作業可能時間がKE-17よりも長く、粘度が低いので泡抜き用のエア吹き作業も余裕で行えます。それでいて硬化時間は6時間程度で遅くもなく、扱いやすいです。
KOS-530MKIIは、やっぱどー考えてもワッカーM8012だと思うのですが、引裂き強度も高く粘度も比較的低いので扱いやすいです。一番好みかも。
ただし、コトブキヤのマニュアル、、、これがコピーのコピーのFAXみたいなやたら読み難い奴なのですが、これによると1時間程度の作業可能時間が、実際には15分くらいでゲル化し始めるので要注意です。ワッカーM8012のスペックシートによると、可使時間は23℃で20分だそうなので大体合ってはいるんですが、、、でもマニュアルが間違ってるのは問題のような。
ちなみにワッカーM8012の場合、硬化剤量は通常4%ですが、3?5%の範囲内であれば硬化剤量で作業可能時間を調節できるそうです。3%なら20分程度は粘度が上がらないので大分作業が楽になります。もっとも、完全硬化は遅くなりますが、、、
〇ショップ回って驚いたんですが、KE-17とKE-12ってやっぱり¥5,000前後するんですね。商社経由だと半額くらいで買えるんですけど...(汗)
一体どんな流通すれば倍に値段が上がるのか分かりませんけど、何だか怪しげで嫌ですね。まあ、少なくとも倍払ってまで使うようなものではないとは思いますが。
今回こそはマニュアルに完成品写真を入れるべく、完成品を一通り写真撮影&レタッチしてDTP作業に備えつつ版権提出用写真を印刷。その脇で終わった奴から箱詰めしたりしてなんかもう目が回りそうでした。今も回ってますけど。。。
〇で、さすがに先週の時点での諦めました宣言はちょっと諦め良すぎる気がしたので、恋だけですが原形の仕上げと型作成まで済ませました。複製で問題になる部分を改修したりした関係で疲れました。ぼろぼろ。
型に関しては、今回は設計に時間かけたのでしっかり抜けてます。。。。まあ、改修したとは言っても強度的にギリギリなのは大差ないのでちょっと恐いですが(苦笑) スカートとか腰紐とかペラペラしてます。うはー。ゲートも細めにしたのにしっかり抜けてるのは冷やしスーパーキャスト(ベージュ)の威力でしょうねぇ。ちょっと硬くて加工が大変だったり、色がイヤだったりしますが、個人的には気に入りました。
テストショットは、一応写真撮って「Information」に上げておいたので、ご参照ください。またしても適当な写真ですんません。ホワイトバランス設定間違って色が変。
〇複製作業の遅れで完成品の作業がちっとも進んでないので、量産は塗装の片手間で抜けるだけ、って感じでしょうか。(一応でもなんでも完成品作って写真撮らないと売れないですから)
どのみち型の歪みが命取りになるパーツが多いし、脱型に時間をかけなきゃいかんので大した数は抜けないとは思います。
〇いきなりシリコン話。
先日物資揃えに梅田ホビット?ロムと回ってきてシリコンチェックしてみたんですが、ワッカーM8012は模型店でも扱いが有るんですね。¥2,600/kg程度。他にはシロプレン、WAVE HG、信越KE-12,17あたりが入手しやすい様子でした。ここらへんの定番ってあんまり代わってないんですね。
で、今回の複製作業では結局M8017、KE-17、KOS-530MKIIの3種を試す羽目になったんですが、単純形状で数を抜くならKE-17がダントツに良く、それほど数が要らないならM8017が型作成が楽、引裂き強度重視ならKOS-530MKIIが良い、みたいな感じでした。
KE-17がもう少し欠けなければ文句ないところなんですが、脱型でひっかかる部分があると少しずつ欠けていくのでフィギュア用途には厳しいようです。硬いし硬化収縮も少ないのでバリも型ズレも押さえられてすばらしいんですけどねー。惜しい。あとエッジ部分でモロっと欠けるのは結構嫌です。ここらへんはKE-12でもそれほど変わらないらしく悩ましいですね。。。
M8017は型番からしてKE-17を意識してるそうで、硬化後はKE-17に似ていますが、収縮と耐溶剤性はKE-17よりも大分落ちるようです。ただ、作業可能時間がKE-17よりも長く、粘度が低いので泡抜き用のエア吹き作業も余裕で行えます。それでいて硬化時間は6時間程度で遅くもなく、扱いやすいです。
KOS-530MKIIは、やっぱどー考えてもワッカーM8012だと思うのですが、引裂き強度も高く粘度も比較的低いので扱いやすいです。一番好みかも。
ただし、コトブキヤのマニュアル、、、これがコピーのコピーのFAXみたいなやたら読み難い奴なのですが、これによると1時間程度の作業可能時間が、実際には15分くらいでゲル化し始めるので要注意です。ワッカーM8012のスペックシートによると、可使時間は23℃で20分だそうなので大体合ってはいるんですが、、、でもマニュアルが間違ってるのは問題のような。
ちなみにワッカーM8012の場合、硬化剤量は通常4%ですが、3?5%の範囲内であれば硬化剤量で作業可能時間を調節できるそうです。3%なら20分程度は粘度が上がらないので大分作業が楽になります。もっとも、完全硬化は遅くなりますが、、、
〇ショップ回って驚いたんですが、KE-17とKE-12ってやっぱり¥5,000前後するんですね。商社経由だと半額くらいで買えるんですけど...(汗)
一体どんな流通すれば倍に値段が上がるのか分かりませんけど、何だか怪しげで嫌ですね。まあ、少なくとも倍払ってまで使うようなものではないとは思いますが。
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