2004/05/03 Mon | Diary
WHF神戸17
無事終了しました?。
お陰様で、持ち込んだ再販分を完売することが出来ました。有り難うございました。
正直今回はWHF神戸にしては持ち込み過ぎなんじゃないかと心配していましたが、これもレイキャシ効果でお客さんが多く集まってくれたお陰でしょうか。つか流石というか何というか、凄い長蛇でしたね・・・。
当日の査収物は以下の通り。
・都古(夢のカグツチノ公国)
WFでは入手できるとも思えませんでしたが今回は何とか。何でこんな面倒な造りに出来るのか毎度ながら不思議です。
・みか先生(CARREY)
元絵のあの線からこの造形が出来るのはスゲエです。あこがれ。
・『天使のいない12月-Bustup Model Series-』 ?01[栗原透子&麻生明日菜](奇楽亭)
先生タイトルが長いです!
とりあえずめがねの秘密を解き明かしてみたい。
・宮代花梨(り?ん・うぃず)
結局花梨の立体物ではベストだったのでは?つことで入手。
・WAVE Be-J「HG サーフェイサー(グレー)」
旧ソフト99互換だそうなので当然入手。今の造り方だとポリパテ段階で殆ど表面処理は終わってるので最近はサフもピース吹きなんですが、今後は貴重な旧ソフト99プラサフ缶を新品のうちに穴開けて、ワリバシでガス抜きしたりする必要がないかと思うと感涙で前が見えません。
そういやHGシンナープレミアムは、実は某ピュアシンナー互換だそうで、値段設定も手頃で有り難いと買ってきましたが、良く考えたらコレのせいでホビーショップGTが潰れたりしたら目も当てられないような。個人的には死活問題だし。無くなったらオリジナルに戻すか・・・。
あ、いつの間にかでっかい缶のノンキシレンキャストが出てますね。
しかしこの程度の差額なら扱いやすい6缶セットの方がいいような。
○Z1
んで今回は試しに例のミノルタ純正変態ライティングセットを持ち込んでみましたが、バウンスリフレクターに比べると持ちやすいし、発光面がレンズから離れすぎないので被写体サイズによる調整が必要ないし、調光補正も殆どイラナイし、ナナメ上方にセットできるので縦位置・横位置でも対応できるし、、、、まあとにかく色々と良好でした。
効果としても、この手のアイテムとしてはいい線行ってると思います。背景真っ黒とか背景ナシとかだとコントラスト高杉な画作りと相まってキツめの仕上がりになりますが・・・。本当はこれでレフを軽く一枚セットして影を起こせれば満足するレベルになると思うんですけどね。ムリとは言いませんが必死過ぎな感じで理性が許さないと思われ。つか、現状でもぱっと見EOS-1DS+リングストロボ程度には必死さが滲み出てる気がしてツライものが。
○余談
某所のそれ、何となくわかったようなわからんかったような。
個人的には、版権ものキャラを似せる技術と工作技術は全く別のもの(レーダーチャート的に別軸というか)だと思いますが、実はガレキのデキを左右する要素としては更に別の軸、言うなれば原作理解度みたいなものがあって、原作を堪能してキャラ性を掴まなければ表現できない何かがあるんじゃないかと思ってたりします。例え元絵ベースで造るとしても、この要素が足りていないと、良く似てはいるけど何だか違うシロモノになるんじゃないかと。これが全く同じ原画をベースにしても、魅力としては大きく違ってくるから怖いんですが。
この要素もレーダーチャート的には別軸なので、「似せる技術はイマイチだけど、なんだか元キャラの雰囲気を良く表したガレキ」なんかも存在するわけで。
評価的には、
似ていて雰囲気のある作品>似てないけど雰囲気が有る作品>似てるけど何か違う作品>>>似てなくて何か違う作品(購入範囲外)
ではないかと。当然、購入層は「その原作のキャラに大枚はたいても良いと思うほどのファン」に限られる訳で、最後ガッカリで終わったアニメとかはむしろツライんじゃないかと・・・ってこれはまた別の話ですが。
・・・こうしてみると、本来模型で重視されるべき「工作技術」は、フィギュアにおいては上記の評価を嵩上げする要素にしか過ぎないのかなと。
ただまあ、色んな人と話して分かってきたんですが、どーも見てるモノが違う風に映ってるとしか思えない人も多かったりするわけで、案外と気にしてもしょーもないコトなのかと思ったり。
ただそれでも、今大勢を占める塗装済みフィギュアの場合、行程上原作理解度は低くて当然だと思うので、イベントガレキが付け入るスキはそこだろうなと何となく。
あとあと、最近もてはやされてるかも知れない「元キャラの記号を保ちながら原型製作者のアレンジを過度に加えた作品」は、上の例で言うと「似ていないけど雰囲気のある作品」に分類できると思いますが、更に別軸で「独自の表現力」を大幅に加えた作品と位置づけられるんじゃないでしょうか。結果として「似ていて雰囲気のある作品」からは離れることになるので原作ファンはイラネ!となるのですが、その代償に「自分の作品」と言えるものになるかも知れないし、原作ファン以外の目にも留まるようになるかも知れないのであながち間違いとも言えないような。自分でやりたいとは思わない(表現力絶無な人的負け惜しみ?)ですけども。つか、職人に何の不満があるのかと真剣に疑問に思いますが。
○あー
全然関係ないんですが、ガキの時に札幌雪祭りで造られてたドラ○もんの大雪像が、今のオモチャとかに比べると超絶に似ていなくて、ガキ心に「でっかいのはたいへんだなあ・・・」とか思ったものですが、後で見た粘土製の雛形が大雪像にソックリで、自衛隊の技術と原型師の罪深さを感じたりしました。どうでもいいハナシですな。すまそ。
お陰様で、持ち込んだ再販分を完売することが出来ました。有り難うございました。
正直今回はWHF神戸にしては持ち込み過ぎなんじゃないかと心配していましたが、これもレイキャシ効果でお客さんが多く集まってくれたお陰でしょうか。つか流石というか何というか、凄い長蛇でしたね・・・。
当日の査収物は以下の通り。
・都古(夢のカグツチノ公国)
WFでは入手できるとも思えませんでしたが今回は何とか。何でこんな面倒な造りに出来るのか毎度ながら不思議です。
・みか先生(CARREY)
元絵のあの線からこの造形が出来るのはスゲエです。あこがれ。
・『天使のいない12月-Bustup Model Series-』 ?01[栗原透子&麻生明日菜](奇楽亭)
先生タイトルが長いです!
とりあえずめがねの秘密を解き明かしてみたい。
・宮代花梨(り?ん・うぃず)
結局花梨の立体物ではベストだったのでは?つことで入手。
・WAVE Be-J「HG サーフェイサー(グレー)」
旧ソフト99互換だそうなので当然入手。今の造り方だとポリパテ段階で殆ど表面処理は終わってるので最近はサフもピース吹きなんですが、今後は貴重な旧ソフト99プラサフ缶を新品のうちに穴開けて、ワリバシでガス抜きしたりする必要がないかと思うと感涙で前が見えません。
そういやHGシンナープレミアムは、実は某ピュアシンナー互換だそうで、値段設定も手頃で有り難いと買ってきましたが、良く考えたらコレのせいでホビーショップGTが潰れたりしたら目も当てられないような。個人的には死活問題だし。無くなったらオリジナルに戻すか・・・。
あ、いつの間にかでっかい缶のノンキシレンキャストが出てますね。
しかしこの程度の差額なら扱いやすい6缶セットの方がいいような。
○Z1
んで今回は試しに例のミノルタ純正変態ライティングセットを持ち込んでみましたが、バウンスリフレクターに比べると持ちやすいし、発光面がレンズから離れすぎないので被写体サイズによる調整が必要ないし、調光補正も殆どイラナイし、ナナメ上方にセットできるので縦位置・横位置でも対応できるし、、、、まあとにかく色々と良好でした。
効果としても、この手のアイテムとしてはいい線行ってると思います。背景真っ黒とか背景ナシとかだとコントラスト高杉な画作りと相まってキツめの仕上がりになりますが・・・。本当はこれでレフを軽く一枚セットして影を起こせれば満足するレベルになると思うんですけどね。ムリとは言いませんが必死過ぎな感じで理性が許さないと思われ。つか、現状でもぱっと見EOS-1DS+リングストロボ程度には必死さが滲み出てる気がしてツライものが。
○余談
某所のそれ、何となくわかったようなわからんかったような。
個人的には、版権ものキャラを似せる技術と工作技術は全く別のもの(レーダーチャート的に別軸というか)だと思いますが、実はガレキのデキを左右する要素としては更に別の軸、言うなれば原作理解度みたいなものがあって、原作を堪能してキャラ性を掴まなければ表現できない何かがあるんじゃないかと思ってたりします。例え元絵ベースで造るとしても、この要素が足りていないと、良く似てはいるけど何だか違うシロモノになるんじゃないかと。これが全く同じ原画をベースにしても、魅力としては大きく違ってくるから怖いんですが。
この要素もレーダーチャート的には別軸なので、「似せる技術はイマイチだけど、なんだか元キャラの雰囲気を良く表したガレキ」なんかも存在するわけで。
評価的には、
似ていて雰囲気のある作品>似てないけど雰囲気が有る作品>似てるけど何か違う作品>>>似てなくて何か違う作品(購入範囲外)
ではないかと。当然、購入層は「その原作のキャラに大枚はたいても良いと思うほどのファン」に限られる訳で、最後ガッカリで終わったアニメとかはむしろツライんじゃないかと・・・ってこれはまた別の話ですが。
・・・こうしてみると、本来模型で重視されるべき「工作技術」は、フィギュアにおいては上記の評価を嵩上げする要素にしか過ぎないのかなと。
ただまあ、色んな人と話して分かってきたんですが、どーも見てるモノが違う風に映ってるとしか思えない人も多かったりするわけで、案外と気にしてもしょーもないコトなのかと思ったり。
ただそれでも、今大勢を占める塗装済みフィギュアの場合、行程上原作理解度は低くて当然だと思うので、イベントガレキが付け入るスキはそこだろうなと何となく。
あとあと、最近もてはやされてるかも知れない「元キャラの記号を保ちながら原型製作者のアレンジを過度に加えた作品」は、上の例で言うと「似ていないけど雰囲気のある作品」に分類できると思いますが、更に別軸で「独自の表現力」を大幅に加えた作品と位置づけられるんじゃないでしょうか。結果として「似ていて雰囲気のある作品」からは離れることになるので原作ファンはイラネ!となるのですが、その代償に「自分の作品」と言えるものになるかも知れないし、原作ファン以外の目にも留まるようになるかも知れないのであながち間違いとも言えないような。自分でやりたいとは思わない(表現力絶無な人的負け惜しみ?)ですけども。つか、職人に何の不満があるのかと真剣に疑問に思いますが。
○あー
全然関係ないんですが、ガキの時に札幌雪祭りで造られてたドラ○もんの大雪像が、今のオモチャとかに比べると超絶に似ていなくて、ガキ心に「でっかいのはたいへんだなあ・・・」とか思ったものですが、後で見た粘土製の雛形が大雪像にソックリで、自衛隊の技術と原型師の罪深さを感じたりしました。どうでもいいハナシですな。すまそ。
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