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加圧

○一部で話題の加圧脱泡/注型をテスト中。以前から噴霧器を使った方法は紹介されてましたが、実際問題小物以外では入り口が狭すぎてどうにもなりませんでした。ところがここに来て圧力鍋を使えば割と実用的な物が出来るってな話が出てきて、早速試してみた訳です。
材料はステンレス製の圧力鍋(5リットル・\4,000)、安物の自転車チューブ(\300)、自転車ポンプ、エポキシボンド。中央の排気口の部品を取っ払って、チューブから取ってきた英式バルブを取り付けて終了。工作時間30分。ついでに余計な穴を全てエポキシボンドで埋めれば完璧かと。
試した限りでは2?3気圧かけても何ともありませんが、場合によってはヤバい事になるかも知れないのでやりすぎは禁物ですね。
試しにこの条件で適当な片面型を作ってみましたが、かなり濃くなってるKE-17でも気泡一切無しの良好な型が出来ました。気泡が減れば型の耐久性もアップするので、特別ヤバそうなパーツは分けて加圧脱泡すればいいかもしれません。あとは注型でどのくらい効果があるかですね。
色々試していい結果がでたら別ページで紹介する事にします。

○そうそう、個人レベルでもっとも手軽に真空注型機作ろうとすると、ポリカデシケーター+真空ポンプの組み合わせに辿り着くと思うんですが、使い方含めてブレニー技研さんで超詳しく紹介されてます。
必要な物のセットも売ってるようですが、真っ当な真空ポンプが付いてるのでそこそこお高かったりしますけど、、、ジャンク品で真空ポンプが手に入れば現実的なような。
もっとも、実際に使うとなると型作りと流しの行程も大きく変わってくる筈で、正直量産に適してるかどうかは??です。とは言え、個人ディーラーでも実際に個人で真空整形してる人も多いらしいので実用的じゃねー!とか言って切り捨てるのもどうかと思うし。

○ちなみに以前問い合わせしたところでは、複製業者に量産委託した場合の採算分岐点は30?40個/アイテム位で、ウチの実績では無理でやんした。そもそも業者に委託するとなると早期の原型完成と全体的な強度の向上と綿密な打ち合わせが必要な訳で、計画倒れと力業がウリのおいらには無理そうなのでした。鬱。
ただまあ、色々と工夫していけば、少なくとも組み立てられないような複製品にはならないですし、離型剤も業者ほど過剰に使わずに済むので、一概に手流し=粗悪ってな事にはならんとは思いますです。言い訳とかでなく、マジで。
業者委託しても、イベント直前なんかでは手流し以下のクオリティになりかねないらしいし。。

○イマイ終了。時代の流れを感じるなぁ。。
comment (0) | trackback (0) | 投稿者:やまもと
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