TV版AIRはこの勢いなら全部消化できるんじゃないすかねえ。劇場版とTV版は競作みたいな感じじゃないかと。
　まああれだ、TV版はゲーム未プレイの人には謎のネタバレ総集編になる可能性が高く、CLANNADと併せて先にクリアしておくのがいいんじゃないかと。

○C1 PRO
　今までベイヤー配列の対応デジカメを持っていなかったので試せませんでしたが、D70が手に入ったのを機に試してみました。
・・・つーかこれスゲエよ！RAW現像ソフトというと、SILKYPIXを始め重たくて使いにくいソフトが多かったですが、これは使う側に立って良く考えられています。特に色の出しやすさは随一と思う。解像感もニコキャプと遜色ないし、デフォルトではのっぺりになりがちですがオプション設定でノイズリダクションの強度を下げると改善します。設定項目自体はニコキャプやCS現像ほど揃っているわけではありませんが、大量の画像をテンポ良く処理するんなら断然C1が良い感じ。
　次のバージョンでDiMAGE A1/A2に対応するらしいので、アップされ次第購入したい次第。内容的には下位バージョンのLEでも十分そうですが、PRO版にしか添付されていないモアレ消しPhotoshopプラグインが結構使えるので悩ましいところ。
　しかし、D70はあっちこっちに偽色と階段状のモアレが出るなあ・・・。解像感の高さは特筆ものですが、状況によってはちょっと辛いですね。

○RAW現像ソフト比較
　D70の場合は現像ソフトの選択肢が非常に広いので迷うところですが、モアレが出るような状況ではかなり現像結果に差が出る様子です。


　パターンの再現と言う意味ではさすがに純正ニコキャプの結果は良いですが、パラメーターでの偽色の低減はできないのでむしろ目立つ可能性が高いかも。C1にも同じことが言えますが、全体的に見て偽色の発生はちょっと少なめですかね。C1でもPRO版には偽色を低減するフィルタが付いているので、レタッチで対処可能です。
　SILKYPIXとCSは、パラメーターで偽色をほぼ無くすことが出来ますが、パターンの再現性という意味ではもう一つですね。これは偽色とか関係なくもともと現像できてない様子。SILKYPIXは見た目自然だから用途によってはいいとしても、CSはちと辛いかなあ・・・。

　謳い文句の印象で、偽色低減と解像性能ではSILKYPIXが良いんじゃないかと思っていましたが、実際そうでもないですね。ニコキャプは純正だけに頑張っています。ちょっと重いですが。
　普段はC1で楽をして、イメージダストオフや解像感が欲しい用途ではニコキャプを使うのが良さそうかなと。

　ちなみに、RAW+JPEGでの同時撮影によるJPEG画像から切り取った（再圧縮なし）のが↓ですが、もともと圧縮率高すぎなのを抜きにしてもちょっとなあ・・・。やはりD-SLRはRAWで撮っとけって事ですかねえ。