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シリコン話

何となく話がまとまらなくて気持ち悪いので勝手にまとめてみようかと思ったり。

模型店ルートで一般に手に入りやすいものから選ぶとすると、

・精度重視の少数コピー:信越KE-17・シロプレン1406・WAVE HG-017

比較的硬いため歪みにくく、収縮も問題ないレベル。(ただし逆テーパーには弱い)

・ショット数10?20個:ワッカーM-8012系(WAVE SG-020・ボークスEX・コトブキヤ)

柔らかいので逆テーパーに強く、致命的な結果になりにくい。また、主剤の粘性が低いため気泡抜けがよく、常圧環境でもそれなりの型ができる。
ただし、20ショット程度で柔軟性が失われ面が荒れてくるので、ショット数は期待できない・収縮が比較的大きく、未硬化状態では経時変化によりポットライフが極端に短くなる・表記通りの硬化材料では概ね硬化が速すぎるので注意・・・・等諸刃の剣要素満載ではあります。
けど形状によっては他に代わる物がないんですよね・・・。

・ショット数20?抜けるだけ抜く:シロプレン1406・信越KE-17+KE-12・WAVE HG-017
ウレタン耐性が比較的高く、型自体が反って洩れまくるような状態になるまでは抜けるらしい。
信越KE-17は硬質で逆テーパーに非常に弱いため、単独では使い辛いが、KE-12等の軟質な物とブレンドすることで多少改善する(が、そこまでして使う理由は無い気も)。

・地雷:ワッカーM-8017系(WAVE SG-070)
主剤の粘度が低いため混合しやすいのだけが取り柄。硬化後特性は信越KE-17に似るが、収縮が大きくウレタン耐性が低いため利用価値は低い。

WAVE HG-017は自分では使ってないので聞いた話から想像してますが、概ね外してはいないかと。
トータルで考えて、オールマイティに使えてコストパフォーマンスに優れるのはシロプレンかWAVE HG-017だと思います。どちらも逆テーパーには強くないですが、そのへんは原型製作時点で気を使えば回避できない事もないですし。
ただ上記のリストの製品は、割高な信越を含めてどれも似たり寄ったりの低級品扱い(メーカー的に)なので、引裂き強度とか抜き回数を重視するならさらに高品質なものを選択するのが早道かも知れません。
抜き屋さんでは、一般的にダウのシラスコンRTV8000/RTV8600のブレンド(特性が違うので用途によって混合)が使われていて、代用となる物は他に無い程だそうです。

ヱビス堂さんの複製の章は一読しておくと余計な失敗をせずに済むのでおすすめ。

○ストッキング脱泡
そう言えばそんなのも有りましたね。一度濾過するとなると面倒ですが、型に流す前に通過させるだけなら手間にもなりませんし。
つか、ストッキングの入手の方が問題だなあ・・・エロ本買う30倍は恥ずかしいような。

○キンゲ
祭りですよ皆さん!
見所満載過ぎてコメントのしようがなく。ここまで豪勢にネタ放出されると黙るしかないんだなあと溜息ついてみたり。想像の付かない最終回に思いを馳せつつ3回ぐらい見返してみます。にしても残り1話で収拾付くとは到底(略
とりあえずガガリたんの下乳ハァハァ。
comment (0) | trackback (0) | 投稿者:やまもと
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