2010/04/23 Fri | Diary
Perfactoryの出力サービス
いつのまにか、Perfactoryを使った出力サービスが始まってました。
他の出力機、中でもProJetを使ったものは出力品質とコストのバランスがすごぶる良いのですが、それでも仕上げが不要なレベルとはいかず、全面のサフ吹き・磨きは必須です。その点、Perfactoryの出力は、そのまま原型として使える表面が得られる点で突出しているように思います。
今までも出力サービスは一応有ったのですが、用途的には宝飾用がメインで、逸般的な出力は依頼し辛い雰囲気でした。その点、色々と了解されているツクルスさんのサービスとなれば、格段に敷居が下がったと言っていいのではないかと。製品紹介のページにもある通り、ベース形状を作ってオブジェクトを多数配置するようにすれば、費用もそこそこに抑えられそうです。
一度展示会で話を聞いたことが有るのですが、Perfactoryの解像度自体は異常に細かいわけではなく(DMD-SXGA+)、使用している樹脂との絶妙なマッチングで、段差が目立たなくなっているとの話でした。スカルピーを溶剤で撫でて表面仕上げするというのがありますが、イメージ的にはそんな感じでしょうか。
う~ん、丁度試したい用事が有るのですが、5mm角も無いような小物一個だからなあ…。ある程度以上のサイズになると他のサービスで十分だから、手作業では仕上げも辛いような小物が中心になるのですが、Perfactory出力用にデータを貯めるとなると、一人ではなかなか難しい気が。何人かでデータを持ち寄って、定期的に依頼すると効率的かもわからんですね。
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