Kudo3D Titan1の出力用データ作成について

2018.06.15 (金) 12:35
やまもと


まえがき

Kudo3D Titan1は、PCの映像出力をプロジェクタで投影し、UVレジンを積層硬化するタイプの3Dプリンタです。

Titan1の制御ソフトは、3Dデータをスライス(高さ方向に一定の間隔で、3Dオブジェクトのある部分を白抜きとした画像(または投影部をアウトライン化したベクトルデータ)ファイルに変換すること)する機能もあるにはあるのですが、速度や機能的に問題がありました。また、本制御ソフトにはサポートを付与する機能もなく、何れにせよ外部ソフトに頼らざるを得ません。ならば、この際スライス自体外部で行ってしまっても、効率的には大して変わらないわけです。

幸いなことに、Titan1の制御ソフトは、スライス画像をZIP形式などでアーカイブしたものを読み込み、条件に従って順次投影する機能があります。

そこで、いくつかのソフトを経由することで、必要なスライス画像を準備し、所定の条件を満たすZIPファイルを作成することで、Titan1の制御ソフトのスライス機能に頼らずとも出力可能とすることを目的としています。

1.サポートの付与

3Dプリンタで3Dデータを出力する場合、サポートと呼ばれる補助形状を3Dデータに付与しなければなりません。Titan1ではその手段が提供されないため、手段を考えねばなりません。

条件として、以下を満たす必要があります。

以下に、幾つかの手段とサポート付与ソフトを紹介します。何れもサポート付きの3Dデータを取得できますが、スライスデータを出力できるだけでも利用に叶う場合があります。例:Autodesk Print Studio(制限事項が多く、開発が止まっているため紹介しません)


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