2012.08.28 (火) 09:43
やまもと
ようやく組み上がったので、モーター一個だけ繋いでテスト運転してます。制御基板の特徴で、SDカードに保存したデータを使って自律運転できるそうです。自律運転中でも、BOXに取り付けたボタンと弁当箱でポーズと非常停止、可変抵抗でFEED OVERRIDEの値を調整できます。
弁当箱のファンクションキーで、事前にセットしたNCファイルを選択できますが、問題はツール高さの調整ができないことですね。スピンドルのツール固定がセットビス式なら、複数のエンドミルの高さを事前に揃えることもできるのですが、コレットチャック式では、エンドミル交換毎のツール高さの指示が欠かせません。
なので、自律運転と言っても運転中のトラブル(PCが急にフリーズしたり、ケーブルが抜けたり、PC負荷によるデータ転送の問題でエラーが出たり…など。PC-CNCでは起こりうる事です)の可能性を幾分下げることが出来る程度でしょうか。ただ、SDカードにデータを送る際の時間が結構かかるので、いちいち使うかというと微妙なところです。
今後のソフトのアップデートで、自立運転状態でもツールセッター(ツール高さをチェックするための器具)マクロで連続的な加工を実現したいそうなので、将来的には便利に使えるかもしれないですね。
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